【レビュー】おうちモンテ初心者におすすめ！学研のモンテッソーリ知育こうさくワークをやってみた！子どもの「やってみたい！」を引き出してくれる

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そんな時に、学研の「おうちモンテッソーリ」シリーズの「モンテッソーリ知育こうさくワーク」はいかがですか？

日本モンテッソーリ教育綜合研究所の監修のもと作られたワークで、

「自分でやりたい！」を伸ばしてくれる、

知性を刺激する工作がつまった、魅力ある工作ワークです！

対象年齢：３～５歳の基礎編↓

対象年齢：４～６歳の発展編↓

モンテッソーリ教育って、どんな教育？

モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリアで、マリア・モンテッソーリという女性医師によって築き上げられた教育方法です。

子どもは、「自分で育つ力」を持っていて、それを育むことを目的としています。

子どもは、「自分でやりたい！」「自分でできるようになりたい！」と思っています。そして、子どもの脳は、それを学ぶようにプログラムされています。大切なことは、子どもの発達段階に応じて、適切な環境を整えて、やり方を実際にやってみせることです。

学研の「モンテッソーリ知育こうさくワーク」シリーズの特徴

特徴は、こんな感じです↓😊

モンテッソーリ教育についての概要が書かれていて、知識ゼロでも始めやすい

日本モンテッソーリ教育綜合研究所の講師の先生による監修となっています。専門家の方の監修・解説付きのため、分かりやすく、とても安心ですね。

モンテッソーリ教育とは？から始まり、子どもの自己教育力や敏感期、環境の大切さ、モンテッソーリ教育の５領域、大人の役割など、モンテッソーリ教育について非常に分かりやすく書いてあります💡

モンテッソーリ教育って何？？？っと思っている方も、わざわざモンテッソーリ教育についての書籍を買って勉強してからでなくても、このワークを買って、すぐに始められる作りになっています。

時間的にも、経済的にも、とてもお得だと思います😊

ワークの取り組み方や提示の仕方など、詳しく書いてある

モンテッソーリ教育では、大人が子どもに教える時、「提示」という方法で教えます。その「提示」の仕方やポイントなど、初めてでも取り組みやすいように書いてあります。

「貼る」「切る」「折る」「編む」のジャンル毎に、イラストでも準備の説明があり、道具の使い方やポイント、提示の仕方、工作の応用例など、非常に分かりやすく書かれているので、子どもも一緒に確認しながら取り組めます。

また、それぞれにQRコードがあり、動画でもチェックできるようになっています。

のりとはさみで、全ての工作が取り組める

基本的には、のりとはさみで、すべての工作に取り組めるようになっています。

他には、お手拭き用のタオルや、切った紙を載せておくトレーなど、取り組むときにあった方が便利なものも紹介されています。

「編む」という工作がある

「貼る」「切る」「折る」の他に、「編む」という工作があります。

「編む」という工作は、モンテならではの工作ですね。

何枚かの紙を使って、じゃばら折りや、三つ編み、互い違いに通して作る工作、ハートバッグなど、バリエーションが多いのも特徴です。

今回のワークにはないのですが、紙を編む工作から発展して、毛糸を編む「はた織り」や「リリアン編み」なども、モンテッソーリ製作ではあります。

絵本のようなイラストで、子どもの意欲を刺激する

優しい色使いの、絵本のようなイラストで出来ていて、子ども達の「やってみたい！」というクラフト意欲を引き出してくれます。

実際に、ブレーメンの音楽隊や、浦島太郎、シンデレラ、白雪姫などの、童話をテーマにしたイラストも盛り込まれていて、絵本を見ているようで、大人も見ていて楽しくなります。

我が子達も、イラストを見ながら、「シンデレラだ！かぼちゃの馬車と、ガラスの靴だね！」「白雪姫と七人の小人だ！どれが、はかせだろう？」など、お話を思い出しながら取り組んでいます。

自作のものとは違い、イラスト付きのため、子どもの興味や好奇心を引き出す要素も含まれています。イラストが可愛くて、何度も取り組みたくなりますね。

「モンテッソーリ知育こうさくワーク」を実際にやってみた！

工作が初めての子どもには、「対象年齢：3～5歳」の基礎編がおすすめ

対象年齢：３～５歳

「貼る」「切る」「折る」「編む」それぞれの基本的な動作と、徐々にステップアップしていけるように構成されています。

順番にやるもよし、好きなページから始めるのでもよし。少し難しいようだったら、前のページに戻って取り組む。

このように、それぞれの動作が、ワークでは系統立てて作られているので、その子には、今、何を提示すればいいのかが、大人にも把握しやすくなっています。

我が家の三女は、貼るお仕事が楽しいようで、貼るページはどんどん進みました。切るお仕事は、まだ苦手なようで、1回切りから、ゆっくりステップアップしている途中です。折るお仕事は、まだ興味がないようです。編むお仕事は、今回のワークで、姉がやっているのを見て興味がわいてきたようで、じゃばら編みを教えてもらい、何度も作っていました。

もっと工作に挑戦したい子どもには、「対象年齢：4～6歳（発展編）」がおすすめ

対象年齢：４～６歳

基本の「貼る」「切る」「折る」「編む」工作と、少し難易度が高い工作も盛り込まれています。

３～５歳対象の基礎編と比べると、貼るパーツが細かく多くなり、貼る位置を考えることが必要であったり、作った作品を使って工夫して遊ぶことができたり、より知性が刺激されるように作られています。

「切る」お仕事では、子ども達が民族衣装を着たページがあり、ブルネイ、ペルー、スウェーデン、ケニアをイメージした衣装を着ています。そこから、世界地図で位置を確かめたり、国旗を調べたりと、モンテらしい、文化教育の要素も含まれています。

我が家では、現在５歳の次女用に準備しましたが、７歳の長女も、楽しそうに一緒に取り組んでいます。

取り組みの時の工夫

✔　ハートバッグなどは、厚紙で型紙を作っておけば、繰り返し作ることが出来る

我が家の子ども達も大好きなハートバッグは、何度も作りたくなる、大人気のお仕事です。

厚紙で型紙を作っておけば、繰り返し作れます。また、型紙をなぞることで、文字を書く練習にもなります。他の工作や、お裁縫にも応用できるので、出来るようになったら、子ども自身でやってもらいます。

「モンテッソーリ知育こうさくワーク」のメリット・デメリット

メリット

一番のメリットは、モンテッソーリ教育の知識が全くなくても、買ってすぐに取り組めるところです！基本的な、モンテッソーリ教育の知識を、このワークで得られるので、今後の子育てにも役立ちます。

一般的な工作ワークでは、貼るものや、合わせるものが、１対１となるものが多いと思うのですが、このワークでは、「同じ形」で「違う色・柄」というように、パーツが沢山あるものも多く、その子その子で出来上がる作品が違ってきます。

その子だけのオリジナルの作品が生まれるので、自分で考えて作りあげた達成感も大きく、自己肯定感を育むことにも大きく繋がると感じました！

デメリット

対象年齢に、幅があるように、基本的な工作から、少し難易度が高いものも含まれています。子どもによっては、提示だけでは理解できず、大人のフォローが必要な場合もあるなぁ、と感じました。

もちろん、基本的な簡単なものも含まれていて、子どもに合わせて、成長とともに進めていく形もとれるので、長く使えるワークです。

大人の関りが多いですが、その分、子どもの成長も感じられ、一緒に取り組めることで、親子時間も充実します。そう考えれば、デメリットもメリットですね😊

紙を何回か折って切る、連続切りやもん切りという工作では、紙が厚くなって、切りにくくなるため、そのページは、もっと薄い紙の方が切りやすいなぁ、と感じました。

まとめ「モンテッソーリ知育こうさくワーク」レビュー/感想

学研の「モンテッソーリ知育こうさくワーク」シリーズは、子どもの「やってみたい！」という気持ちを引き出してくれる、モンテならではの内容になっていました！

このワークを通して、モンテッソーリ教育の基本的な考え方も学べ、おうちですぐに、モンテッソーリ製作に取り組むことができます！

ワークの工作を通して、巧緻動作・工作スキルのアップに繋がり、モンテならではの工作が、知性を刺激しながら創造力・発想力を育んでくれます。

市販のワークで手に取りやすく、おうちモンテのスタートとしても、とても使いやすくなっています！