「イヤイヤ期」「魔の2歳児」は、秩序の敏感期;モンテッソーリ・メソッドの視点から

モンテッソーリ教育について

魔の2歳児は、秩序の敏感期に当たる

「いや!いや!いやだったら嫌!」

「やだ!やだ!やーーーーだ!」

何を言っても、すぐに「いや」「やだ」が口癖で、

一度泣きだしたら手が付けられない。

納得するまで、頑固に意見が通るまで、泣き続ける。

そう!!2歳前後でやってくる、「イヤイヤ期」。。。魔の2歳児です💦

我が家の三女も、まさにイヤイヤ期、真っただ中。。。💦

この時期は、モンテッソーリ教育の考えでは、

”秩序期”・・・秩序が最も敏感になる時期    。。。🐤(@ ̄□ ̄@;)???

この、”秩序期”について知ると、

イヤイヤ期のお子さんとの関わりの手助けになるかと思います😊

モンテッソーリ・メソッドにおいて、

 ・子どもには「敏感期」というものがある

 ・「敏感期」に基づいた関わりをする必要がある

 「秩序の敏感期」には、子どもの頭の中は、秩序立てて理解されている。

 ・その秩序を理解して対応することで、子どもの「安心」ができる

モンテッソーリ・メソッドでは、イヤイヤ期は秩序期

モンテッソーリ・メソッドでは、

2~3歳ごろ、いわゆる、「イヤイヤ期」「魔の2歳児」と言われる時期に、

秩序感が最も敏感になる時期であると言っています。

「子どもの才能を伸ばす最高の方法

 モンテッソーリ・メソッド」

 著者:堀田はるな   監修:堀田和子

この本を読んで、私の中での新しい気付きが、゛敏感期“というものです。

特に、「秩序の敏感期」について、なるほど(@ ̄□ ̄@;)!!

と思うことがあったので、紹介したいと思います😊

モンテッソーリ・メソッドの3つの基本

まず、「敏感期」の話の前に、

著書では、モンテッソーリ・メソッドの基本を三つ挙げています。

以下、本文引用。

 ①子どもの自主性を最大限にサポートする。

 ②生き方の基礎となる体験を提供する。

 ③「敏感期」に基づいた関わりをする。

いずれのポイントも、新しく学んだことではあるのですが、

③について、新たな気付きがあったので、紹介したいと思います。

「敏感期」に基づいた関わりをする

「敏感期」とは

「敏感期」とは、ある「特定の機能」を成長させる「特別な感受性」を持つ時期であり、生物は「敏感期」の働きによって本能的にさまざまな刺激に触れ、自らを成長させるようになっている。

人間では、この「敏感期」は子どものうちに多く現れます。そして、子どもが成長する過程で、いくつも現れては、次第に消えていくものと、著者は言っています。(本文参考)

この「敏感期」は、本文では、次のように分類されています。

「敏感期」の分類

 ⑴ 秩序の敏感期;2~3歳ごろ

 ⑵ 感覚の敏感期;3~6歳ごろ

 ⑶ 運動の敏感期;4歳半ごろまで

 ⑷ 言語の敏感期;6歳ごろまで

今回は、秩序の敏感期について紹介したいと思います。

秩序の敏感期;2~3歳ごろ

これは、いわゆる「イヤイヤ期」「魔の2歳児」と言われる時期に当たると思います。

著者の堀田さんは、

このイヤイヤ期を理解するキーワードは、「秩序感」であると言っています。

この時期の子どもは、身の回りに「分からないこと」がたくさんあるという、とても大きな不安のなかにいる状態だそうです。

そして、この時期の子どもは、この状況のなかで、身の回りの物事の一つひとつに整理をつけて、わかった順から秩序を立てていく。

そうして秩序を立てた「わかったこと」に対し、安心を得る。

例えば、

みんなで食べるダイニングテーブルに、お父さんはこの椅子に座って、お母さんはこの椅子に座って、お姉ちゃんは、ここに座って、そして私はこの椅子でここに座る。

こういう風に、毎回子どもの頭の中で、このような作業が行われているようです。

ここで、もし、この慣れ親しんだ環境を、そうとは知らない誰かが、お父さんの椅子を動かして、そこに座ってしまったら。

子どもが癇癪を起こしてもしょうがないと、堀田さんは言っています。

これには、私も納得!新しい気付きでした。

秩序の敏感期;我が家の三女の場合

まさに、我が家の三女も、現在2歳半で、イヤイヤ期、真っただ中です。

最近では、思い通りにならなかったり、思いが伝わらなかった時に、よく、手がつけられないくらいの癇癪を起こすので、どう対応していいか、悩んでいます。

そして、まさに、例えのような、誰がどこに座るか、座る椅子はパパはこれで、ママはこれで、ねぇねはこれで。。。と、細かいです。確か、長女もこの時期、同じような状況でした。

今までは、神経質な性格だと思っていましたが、

この本を読んで、「なるほど(@ ̄□ ̄@;)!!」となりました。

そして、いつもと違ったりすると、癇癪を起こす。

そういうことか!(@ ̄□ ̄@;)!!

まとめ

モンテッソーリ・メソッドにおいて、

 ・子どもには「敏感期」というものがある

 「敏感期」に基づいた関わりをする必要がある

 「秩序の敏感期」には、子どもの頭の中は、秩序立てて理解されている。

 ・その秩序を理解して対応することで、子どもの「安心」ができる

「敏感期」、特に「秩序の敏感期」は、私にとって新たな気付きであり、子どもと関わっていくうえで、とても大きな学びでした。

本文では、秩序の敏感期において、

子どもが安心するのは、いつも同じ結果になるとわかっている遊びや、いつもと同じ道を通って学校に通うことや、同じ手順で出かける準備をすることだと言っています。

この時期の子どもの特性として理解しておくと、癇癪を起こす原因を減らしたり、癇癪を起こした時のイライラが少し減るかもしれませんね。

そして、この時期に内面の秩序感がしっかり育てば、精神的にとても落ち着いた子どもになるようです😊

ただ、我が家の三女の場合、秩序とは全く関係なく、癇癪を起こすこともしばしば。。。(-_-;)このような場合は、どう対応していいのやら。。。😢

まだまだ、勉強することは、沢山ありそうですね( ̄▽ ̄;)

ん~。。。まだまだ、これからですね😊

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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