「幼稚園のような教具がないけど、おうちでモンテッソーリの教育を取り入れたい」
「おうちでモンテッソーリを取り入れるには、何を準備したらいいの?」
「モンテッソーリ教育って、具体的にどんなこと?」
そんな方に、
モンテッソーリ教育ってこんなイメージ💡や、
お家で出来るモンテッソーリ育児は、こんなことがあるよー💡ということで、
我が家でやっていることを、紹介したいと思います😊
おうちモンテッソーリ
おうちモンテッソーリということで、
家庭でも出来る活動を、紹介していきます。
どんな活動を取り入れるかは、子どもを、よーーーく観察して、
子どもが、今、何をしたがっているのか、考えてみるといいです💡
子どもが好きな事、夢中で取り組むこと、惹かれそうなもの。。。
よーーーーく観察することがポイントです😊💡
モンテッソーリの幼児向けの活動は、大きく5種類に分けられます。
①目と手のつながり
②音楽や運動
③日常生活
④図画工作
⑤言葉
子どもがどんな活動に興味を示しているかを、よく観察して、
難しすぎたり、簡単すぎるものは、すぐに片づけて、
今、現在、夢中になること、集中できるものを、準備しましょう。
どんな活動がモンテッソーリ?
モンテッソーリでは、子どもが教具を使ってする活動を、「お仕事」といいます。
「お仕事」では、スキルをひとつだけ身につけるようになっています。
例えば、箱に開いた小さな穴からボールを中に入れるという「お仕事」では、穴に入れるというスキルだけを身につけます。「お仕事」は、皆で一緒にするのではなく、一人ひとりの敏感期に合ったものを個別に行います。
(おうちモンテッソーリはじめます
「生き抜く力」の伸ばし方
著者:シモーン・デイヴィス SIMONE DAVIES 訳:宮垣 明子
発行所:株式会社永岡書店 から引用)
活動のやり方を教える
やり方の教え方のポイントは、
・その動きだけを、ゆっくりと、子どもがちゃんと見えるようにする。ゆっくりと!
・言葉で説明しない。
・何度も見せる場合には、必ず最初と同じ動きにすること。
・物を持つ場合は、子どもが持ちやすいやり方にすること。
例えば、トレイやグラスを持つときは、両手で持つなど。
子どもがお仕事を始めたら、大人は途中で止めたりせず、好きなだけやらせます。
うまく出来ないときに、そっと近づいて、「見て」と言って、
ゆっくりともう一度やり方を、言葉を使わずにやってみせて、教えます。
環境を整える;お仕事の準備
この、「お仕事の準備」が、大人の大切なお仕事です😊💡
モンテッソーリでは、子どもが活動の主導で、
大人は環境を整えて、見守る。よく観察する。
失敗しても、うまく行かなくても、すぐに助けたり、訂正したりせず、
子どもが「手伝って」と言ってくるまで、じっと見守る。
「お仕事の準備」のポイントは、
①棚に、見せるように並べる
②おもしろそうに見えるように
③使うものが全て揃っている
④子どもが最後まで一人で出来るように
ポイントを一つずつ見てみます。
①棚に、見せるように並べる
教具を箱に入れてしまうよりも、どんな教具なのかが子どもに見えるように並べます。
また、いくつか並べる時は、一番左に簡単な教具を入れ、右に行くにつれて難しくなるよう並べるといいです。
②おもしろそうに見えるように
ただ並べるよりも、かごやトレイに並べると、子どもにはおもしろそうに見えます。
かごやトレイごと運べたり、片づける時にも、まとめやすく、子どもにもお片付けがしやすくなります。
③使うものが全て揃っている
かごやトレイには、そのお仕事で使うものは、全てそこに揃えておきます。
粘土のお仕事のトレイには、粘土と一緒に、粘土の型、粘土ベラ、粘土板も一緒にのせておきます。
絵具など、水を使うお仕事では、水がはねた時に拭くための布や雑巾も、一緒にのせておきます。
④子どもが最後まで一人で出来るように
水を使うお仕事では、水をこぼしたら、すぐに拭けるように、タオルを一緒にのせておく。
元に戻すまでがお仕事なので、活動が終わって、どこに戻すかが、子ども一人で出来るように分かりやすくしておく。
作った作品を入れる場所を作っておき、そこに入れる。
など、お片付けも含め、最後まで、子どもが一人で出来るようにしておきます。
我が家のおうちモンテッソーリ
我が家でも、少しずつ、おうちモンテッソーリができるよう、
子どもスペースを整えてみたので、紹介します😊
(実は私、片付け、整理整頓が、、とっても苦手です💦(;^_^A)
我が家は、おもちゃがある子ども部屋は2階にあり、
1階のリビングつなぎの部屋を、子ども達の勉強机を置いて、お勉強や製作などする場所にしています。
そのスペースを、おうちモンテッソーリの活動のスペースにしました💡
兄弟がいる場合
長女が小学2年生、次女が年中、三女が2歳半になります。
それぞれが、興味があるお仕事、できるお仕事が違うので、
三女だけがするお仕事は、一番下の棚に、
長女と次女だけがするお仕事で、三女には少し危ないものは、棚の上に並べました。
3人ともができるお仕事や、使う文房具や、折り紙などを、真ん中や空いたスペースに置きました。
お片付けやお掃除も、一人で出来るように
作り終わった作品を入れる箱や、ゴミが出た時に使う掃除用品なども、
子どもが一人で出来るように、子ども用に準備して、手の届く位置にかけています。
お仕事の紹介
●ひも通し
ひもを通す穴の大きさに合わせて、2種類を準備しました。
細いひも用には、画用紙とストローで作った、小さめの穴です。
太いひも用には、穴が大きめのビーズを準備しました。
三女の今には、大きめの穴のビーズを通す、太いひもがちょうど良いようです。
細いひもの方は、次女が現在、幼稚園で作ってくるお仕事を参考にしました。
●スタンプ
スタンプ用の台紙は、次女が準備してくれました。
幼稚園でのお仕事を参考にしたようです。
次女が、三女にやり方を教えてくれました。
●折り紙
折り紙は、三姉妹とも大好きです。
折り紙の本も、すぐ近くに置いておきます。
折り紙の種類も、色物や、可愛い柄物など揃えておくと、子ども達が嬉しそうに選んでいます。
●粘土
我が家でも、大人気の粘土。
粘土ケース(上下セット)を横並びにして、
粘土ベラや型など用のケースと、粘土用のケースとしてみました。
3人一緒にやりたがるので、粘土板は2枚準備しました。
本来、モンテッソーリ教具は、1つしか準備しないのですが、
場合によっては、2つ準備することがあってもいいのかなぁ。と個人的には思います(゜.゜)
●縫いさし
画用紙と、毛糸用の針を使った、縫いさしを準備しました。
画用紙
型紙(厚紙で動物の形にしました)
毛糸用針(今回は、先が危なくない、毛糸用針を準備しました)
針山
糸(何種類か揃えておくと、子どもが選ぶ喜びもあります)
はさみ
タオル(画用紙に穴をあける時に下敷きにして使う)
画用紙に、型紙で形を書き、針を使って穴をあけます。
開けた穴を、なみ縫いしていきます。
長女と次女は、幼稚園で縫いさしのお仕事をやってきているので、玉結びもやり方も、私が教えなくても、マスターしています。
先生の教え方が、やはりプロです👏
●豆をそそぐ(水をそそぐ練習)
三女用に水を注ぐ練習の前段階にいいのでは💡と思い、考えました。
家にあった小豆を計量カップに入れて、カップなどに注ぎます。
カップも、口が広いものと、狭いものと、2種類準備してみました。
小豆や計量カップなど実物を使ったお仕事は、子ども達の興味をそそるようで、姉たちも「やりたーい🎵」といって、順番にやっています。
他に、紙の縫いさしが出来るようになったら、ボタン付けや、本物の布での縫いさしのお仕事が出来るように、準備を考え中です。
また、長女や次女は、国旗にも興味が出てくる時期なので、国旗を使ったお仕事を準備中です💡
それでも、上の子がやっていると、下の子が邪魔をしてしまったりと、
その子その子が集中して出来る環境作りは、難しいな。。。と、試行錯誤しています(;^_^A
まとめ
・おうちモンテッソーリで大切なことは、大人は環境を整えて、見守ること。
・おうちモンテッソーリの活動の種類は5つある。
・活動のやり方は、言葉では説明しない。やって見せて、教える。
・年齢が違う兄弟がいる場合、一人一人が集中できる環境作りに、工夫が必要。
みなさんの、おうちモンテッソーリを始める参考になればいいなと思います💡
また、他にも色々教えていただけると嬉しいです✨
最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊
コメント