【おうちモンテッソーリ】実践「縫いさし」のお仕事:縫いさしのメリット

製作活動 / 感覚教育

「幼稚園のような教具がないけど、おうちでモンテッソーリの教育を取り入れたい」

「おうちでモンテッソーリを取り入れるには、何を準備したらいいの?」

「モンテッソーリ教育って、具体的にどんなこと?」

そんな方に、

モンテッソーリ教育ってこんなイメージ💡や、

お家で出来るモンテッソーリ育児は、こんなことがあるよー💡ということで、

我が家でやっていることを、紹介したいと思います😊

今回は、我が家でやっている

「縫いさし」のお仕事の紹介をしたいと思います。

「縫いさし」のお仕事

目的

①運動スキルの向上のため

②創造性の向上

③縫うという作業を通して手先の運動と、目の協応

④社会的な優雅さの機会を与える

目的の補足

これは、幼児期では、

「自分で自分の筋肉を自由に動かせるように育てる」といった目的があります。

小学生では、それに加え、

「誰かのために作る」という、社会的優雅さを学ぶ目的もあります

細い針や糸を使い、作業が細かいですが、

幼児期に、のりやハサミを使うお仕事のような細かい作業を通して、

自分の手を自由に動かせるようになっていると、

年長さんや、年中さんからでも、このような針と糸のお仕事が使えます。

「縫いさし」のお仕事

今回は、まず、針の先が比較的安全な、毛糸用の針を使います。

画用紙を使って、

糸は2本取りにして、毛糸用の針で縫い、最後は玉止めをする。

ステップアップして、刺繍用の針を使う場合は、

画用紙→フェルト→布 というように、

材料も変えていきます。

準備するもの

・針

・針山

・糸

・型紙(今回は、ねこ🐈、うさぎ🐰、ぞう🐘の3種類を準備しました。)

・画用紙

・ハサミ

・下敷き(目打ちで穴をあける時の下敷き。タオルを準備しました。)

・テープ

 (糸の種類によっては、玉結びをしても穴からでてきてしまうので、テープで留めておきます。)

・えんぴつ、チャコペンなど(型紙から形を書くときに使います。)

 我が家は、えんぴつを使っています。

手順

①画用紙に、型紙を使い、形を書きます。

 子ども一人で難しい場合は、大人が型紙を押さえてあげます。

②書いた形に沿って、目打ちを使い、適当な間隔で穴をあけていく。

③糸を適当な長さに切り、

針に、糸を通して、2本取りで、玉止めをする

④開けた穴で、波縫いをしていく。

⑤すべての穴を縫えたら、ハサミで糸を切り、針をしまって、糸を結んで玉止めをする。

完成です💡

玉止めが、穴から抜けてしまう場合は、テープで留めます。

やり方の教え方のポイント

・最初は、大人がやってみせる。

 大人が、「見て」とだけ言い、紙に空いた穴に針を刺し、反対側に引き出して、紙をひっくり返して針をぬくところをしてみせる。

針を次の穴へ進め、また紙をひっくり返す、という作業を何度も繰り返し、縫い目を作るところを見せる。

・玉結び

手縫い用の糸が細すぎるようであれば、毛糸を使う。

一工程、一工程、ゆっくり、出来るようになるまで、一つずつ教えていきます。

まとめ

まとめ

「縫いさし」のお仕事では、

①運動スキルの向上のため

②創造性の向上

③縫うという作業を通して手先の運動と、目の協応

④社会的な優雅さの機会を与える

を目的としています。

④は、幼少期よりも、大きい年齢で目的に加わります。

今後のステップアップ

今回は、毛糸用の針を使いましたが、

子ども達も慣れてきたので、今後は刺繍用の針に変えて、

フェルトや、布を使った縫いさしのお仕事にステップアップしていきたいと思います。

波縫いの他、クロスステッチや、ボタン付けなど、色々身につくように、準備していきたいです。

皆さんの参考になれば、嬉しいです💡

最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊

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